院内設備
<電子カルテ>
当院では、クラウド型電子カルテ「デジカル」を導入しています。
デスクトップ型PC 6台、iPad pro 6台の端末を使用し、移動型電
子カルテ端末を使用しています。
<超音波診断器>
フクダ電子製 超音波画像診断装置 UF-760AG+を導入しています。
皮膚腫瘍、皮下腫瘤、リンパ節の診断などに有用です。さらに、
静脈瘤や静脈の弁不全の確認、また、異物の発見にも役立ちます。
<ダーモスコピー診断器>
Dermlite DL3NおよびDerma-9500Gを使用しています。皮膚腫瘍の診
断に留まらず、微細な皮膚病の皮疹の診断には不可欠な診断機器です。
ダーモスコピー診断機(右:Dermlite DL3N、左:Derma-9500G)
<NB-UVB 照射器>
紫外線は皮膚に対して色々な反応を起こします。以前は、UVAやUVB
の照射を行っていましたが、2000年頃より310〜313nmの範囲の紫外
線は、副作用が少なく、皮膚への反応が強いことが分かってきました。
その範囲の紫外線の事をNallow band UVBと定義し、皮膚病の治療に
使われるようになってきました。
保険適応:
尋常性白斑、尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎、類乾癬、
菌状息肉症などです。当院では、全身照射用のデルマレイ‐400、局
所照射用にエキシマライトレーザー治療器を用いています。保険適
応ではない、円形脱毛症などでも効果があります。
デルマレイ‐400:
<エキシマライトレーザー治療器>
波長308nmの紫外線(エキシマライト)を照射する紫外線治療器で
あり、NB-UVBと同様にアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬に使用します
がが、尋常性白斑に対する効果が著明です。
USHIO電機製 セラビームRUV308 mini
<サージトロン(電波メス)>
4.0MHzの高周波を採用している電波メスであり、高い周波数によ
り組織細胞中の水分子へ高密度に作用することで、侵襲を抑えた
微細な切開・凝固を可能にします。手術における止血や切開に使
用するほか、ウイルス性疣贅の電気焼灼にも使用します。
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